私の暮らしノート

私の、発達障害を通しての育児と家族と暮らしの備忘録です。

花火作り

現在、長男は2箇所の療育施設に通っています。

 

1つは、個別指導でABA(応用行動分析学)を用いた療育のF施設。

もう1つは、小集団活動をしながら、集団活動で必要なスキルを学んでいくR施設。

 

長男の場合、月10回(各施設5回)まで通えるので、夏休みに入り、予定がない日(ほとんどだけど笑)は療育をしっかり入れました。

普段は園行事を優先しているので、月5回行ければいい方ではないでしょうか(両施設合わせて)。

 

今日はR施設での小集団活動。

R施設では、9時15分〜10時45分の90分間。

 

1.あつまり

2.トイレ

3.ブレインジム

4.感覚統合(or カーム)

5.おやつ

6.プレイ

7.帰りのあつまり

 

こんな流れで90分間過ごします。

だいたい3〜4人くらいの生徒数で、保護者も一緒に参加します。

保護者も一緒に過ごしながら、子供に対する声かけのアドバイスをしてもらったりもします。先生方から教えてもらう声かけには、私はいつもハッとさせられます。そういうふうに言葉の転換をするのね!と。同じような内容でも、言い方で子供の行動が変わる姿を目の当たりにすると、声かけって本当に大事だなと実感します。

 

今日のカームの時間では、材料を使って花火作りでした。

 

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出来上がったのがこちら。

お弁当に使うおかず入れの大きさの違うものを両面テープで貼り付け、シールで花火、キラキラモールで打ち上げの軌跡を表現。

 

大人にとっては単純な作り方なんですが、手先がまだまだ不器用な子供達は大人の手を借りながら頑張って作っていました。

普段はワイワイ賑やかな男子達も、こういう工作の時間は集中!

長男の場合は、次へ次へと進みたがるので、私の役目は、次の行程にうつるまで待つように声かけ。

自分がヤリターーーイ!!という気持ちが大きいとなかなかその気持ちを抑えることのできない長男。

どうにか待てたとしても、終始椅子の上でソワソワソワソワしてます。

 

それでも、先生から道具を借りたりするときは、ありがとうございます、などの言葉が、自然と自ら発することができるようになってきています。こういう小さな進歩を見つけて、褒めることも大事なこと。

 

困り感が多い子供はどうしても怒られる回数の方が多くて、褒められることは少なくなってしまう…

これがずっと積もりに積もると、二次障害につながるのが心配と言われています。

 

私も、以前は怒ったり注意したりすることが多くて、それが逆に自分自身をきつくしていました。

でも、長男が困り感を抱いていることに気付き始めてからは、できないことばかりに目がいかないよう褒めることを意識するように心がけています。

それでも私の心に余裕がないときは…できていません( ̄O ̄;)

 

私にとっての療育は、子供のためであるのはもちろんなんですが、私のための療育でもあると感じています。

療育にて、先生方の子供達への接し方や声かけのアドバイスで、だいぶ私自身も変わったと思います。

療育に行き始めた頃は、本当に療育って効果あるのかな?と疑っている部分もちょっとはありました笑

今は療育に行って良かったなぁという思いの方が断然大きいです!

 

 

でも、自分の体調がきつかったり忙しかったりするときは、療育はお休みしています。

無理しすぎるとなんでも続かないので、長男と折り合いつけながら我が家のペースで通っています。

 

この日作った花火は、自宅に持ち帰り真っ白い壁に飾りました。

 

台紙が黒いので、白壁に貼った花火は家の雰囲気を夏仕様にしてくれて明るくしてくれました。